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【カナダ】2002.06.19 発表

鉱山からの汚染物質削減のために規制を強化

 カナダのアンダーソン環境大臣は6月19日、鉱山から水域へ流入する汚染物質を削減するため、既存の「鉱山廃水規則」(Metal Mining Effluent Regulations:MMER)を修正し、新しい規定を盛り込むと発表した。2002年12月6日より効力を発する。
 新しいMMERの下、シアン化物、金属等の放出の制限や、魚に致命的な排水を放出することが禁止される。さらに、鉱山排水が魚類、魚類の生息地、漁業資源の利用にどのような効果をもたらすか、「環境への影響モニタリングプログラム(Environmental Effects Monitoring programs)」を鉱山側が行うことを規定している。MMERは、カナダの7つの州と3つの領域にある約100の鉱山に適用される。
 アンダーソン環境大臣は、声明の中で、「この規制は、世界でももっとも包括的で厳しい規制である」と述べ、新しい規定の意義を強調した。【カナダ連邦環境省】

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