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【ドイツ】2002.06.24 発表

ドイツ連邦リスク委員会 環境と健康に関する報告書を提出

 ドイツ連邦リスク委員会は、連邦保健省及び連邦環境省が3年前から行っている「環境と健康に関する行動計画」についての報告書を作成し、連邦保健省大臣シュミット氏と連邦環境大臣トリッティン氏に提出した。この報告書では、環境と健康のためのよりよいマネージメント手法が提案されている。これまでは、環境と健康は、異なる分野として扱われ、政策の透明性も不十分であったが、この報告書では、1999年から始まった「行動計画」の結果を重視し、これからは市民による討論を促進するよう求めている。
 2000年10月に設置されたリスク委員会は、政策や行政機関のために、現状分析を行うことによって、政策提言を行っている。分析の内容は、PCBの問題から携帯電話の電磁波まで様々である。また、リスク判断(学術的に危険性を判断する)、リスクマネージメント(政策を慎重に検討する)並びにリスクコミュニケーション(市民レベルでの議論)の分野をより強化するよう要求している。
 委員会の意見としては、危険性をすばやく察知するための早期警戒システムを整えることが必要としている。また、リスク判断とリスクマネージメントは、様々な分野のアドバイザー、並びに連邦・州調整委員会を設立して行うべきだとしている。
 リスク委員会の最終的な報告書は、2003年春に完成する予定である。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm146.php

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