【ドイツ】2002.06.25 発表
ドイツ連邦政府は、廃棄物の焼却に関する厳格な環境基準を、今後、廃棄物焼却施設だけでなく、セメント工場や発電所にも適用するための規制案をまとめた。2002年7月9日に公聴会が開催される。
新たな規制では、セメント製造工場や発電所に併設されている焼却設備の環境基準を、一般的な廃棄物焼却設備と同等のものとすることとしている。
また、新たに厳しい汚染物質の排出基準を設定すること、そして廃棄物及び焼却残渣の受け入れと保管に関する基準、排出量の測定、並びに余熱利用について定める。
なお今回の規制案は、廃棄物の焼却に関するEU指令(2000/76/EG)を国内法化したもので、連邦インミッション防止法第17施行令で規定される。【ドイツ連邦環境省】
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