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【ドイツ】2002.07.09 発表

ドイツ環境大臣 スポーツによる環境の「フェアプレー」を

 ドイツ連邦環境省は、7月9日、ドイツ・ケルンのスポーツ大学において、「環境、自然保護、スポーツについての対話」と題したシンポジウムを開催した。
 ドイツの地方自治体とスポーツ団体は、省エネに取り組むことで、スポーツ組織の運営費用を大幅に下げることが出来、かつ温暖化対策に重要な貢献ができる・・・連邦政府の研究によれば、6000万~1億8500万ユーロ(69億円~212億円)の経費を削減し、年間60万トンから120万トンのCO2を削減することができる。さらに、8500の雇用も生み出すという計算結果が出ている。また、ドイツ国内に存在する17万のスポーツ団体のうち、その約3分の2の団体が、省エネに取り組めば、少なくとも10億kWhから30億kWh分のエネルギーを削減することができる。これは、スポーツに関連する温室効果ガスのうち、8~17%を削減することになる。
 連邦環境大臣トリッテン氏は、「ドイツは、5000万人以上のスポーツ愛好家がいる熱狂的なスポーツ国家である。しかしながら、スポーツは、エネルギー、土地、景観、廃棄物、交通などにも大きな負担をかけている。我々は、スポーツを通じて、環境の「フェアプレー」を行おうではないか」と語った。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm163.php

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