【国連】2002.07.17 発表
クラウス・テプファーUNEP事務局長は、環境調査の準備のため、イスラエルとパレスチナ占領地区を7月13日~16日まで視察した。
同氏は、イスラエルのシャロン首相、PLOのアラファト議長と会談を行い、双方の環境担当大臣らと同地区における環境調査について協議した。また、調査対象地域の視察も行った。
この調査は同地域の環境状況を把握し、緊急的な対策の求められる環境破壊地域を特定するもの。今年2月のUNEP管理理事会でパレスチナ地域における環境状況の評価を実施することが決定されている。調査団長は前フィンランド環境大臣のPekka Haavisto氏が務め、UNEPのスタッフが調査を管理する。水、廃棄物管理、土壌保全、環境行政などの専門家も参加する。実際の調査は、デスク・リサーチ(机上調査)で、既存の調査のレビュー及び行政官や専門家へのインタビューという形で実施される。調査は2002年11月に終了し、結果は2003年2月に開催されるUNEP管理理事会に提出される予定である。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents/Default.asp?DocumentID=255&ArticleID=3095
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.