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【ドイツ】2002.07.31 発表

第3次気候変動対策国別報告書を発表

 7月31日、ドイツ連邦内閣は、第3次気候変動対策国別報告書を承認した。
 「各国の温室効果ガス排出量が増加している中、ドイツは、京都議定書の目標値(2008~2012年の間に温室効果ガスを21%削減)を、既に80%達成している。特に、運輸部門、家庭部門での削減は著しい。1999年以降、運輸部門におけるCO2排出量は毎年約2%減少している。家庭部門では1990年と比較して11%減少した。ドイツは工業国として、温暖化対策に責務を果たし続けている」と、トリッティン連邦環境大臣は述べた。
 2000年10月に承認した温暖化防止プログラムによって、政府は、温室効果ガスを削減するための拘束力のある具体的な対策を提示し、良い結果を生み出している。
 連邦政府は、確実に温暖化対策を実行している。具体的には、再生可能エネルギー法、コジェネレーションへの助成制度、重量トラックのアウトバーン利用料金徴収制度、ドイツ金融復興公庫による温暖化対策融資プログラム、鉄道への助成、未来投資プログラム、省エネルギー令などが挙げられる。エコロジー税制改革は、今後さらに進むであろう。また建築物の温暖化対策への助成として、2001年から2005年の間に合計10億ユーロ(1150億円)を用意している。高いポテンシャルを有する洋上風力発電の強化も確実に進めている。【ドイツ連邦環境省】

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