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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2002.08.01 発表

東南部の都市部の公園でスズメ、ムクドリが激減

 イギリスでおなじみの鳥、スズメとムクドリが地域に寄っては大幅に減少していることが明らかになった。
 ブリティッシュ・トラスト鳥類学協会が行った調査によると、過去30年間、スズメはイングランド東南部の特に都市や郊外の公園で、ムクドリは郊外及び田園地域、特に南部と西部で著しく減少しているという。一方、スコットランドやウェールズの地域ではスズメが増加するなど地域差が大きいことが分かった。
 この調査はイギリス環境・食糧・地方事業省が委託したもの。ムクドリの減少については、殺虫剤の使用や牧草地の減少など農業形態の変化が関係しているとされる。スズメについては、捕食者や餌、汚染、伝染病などについて調査する必要があるという。
 報告書の責任者である同協会のクリック博士は、「田園地域については、効率的な農業システムによって鳥の餌が減少してきていることは分かっていたが、スズメやムクドリにとって重要な生息地である都市部でも個体数が大幅に減少しているのは意外だ」とコメントしている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2002/020801a.htm

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