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[海外エコニュース一覧]

【カナダ】2002.08.02 発表

PM10・オゾン関連物質の有害指定を提案

 カナダ政府は、7月27日付の官報の中で、カナダ環境保護法(Canadian Environmental Protection Act:CEPA, 1999)の有害物質リストに、PM10(10ミクロン以下の粒子状物質)の前駆物質、オゾン及びオゾン前駆物質を追加するよう提案した。PM10の前駆物質としてはSO2、NO、NO2、気体アンモニア及びVOC(揮発性有機物質)が、オゾン前駆物質としてはNO、NO2及びVOCがあげられている。
 8月2日、共同で声明を発表したアンダーソン環境大臣とマックルーラン保健大臣は、「PM10とオゾンを有害物質と認定することで、こうした物質の排出を効果的に削減し、大気汚染を改善することにつながるだろう」と今回の提案の意義を強調し、スモッグ対策をさらに推進すること表明した。
 有害物質指定により、カナダ政府は、「PM・オゾン国内統一基準」などの国内的なコミットメントや国際的なコミットメントに向けた対策を講じる法的な後ろ盾を得ることになる。【カナダ連邦環境省】

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