【アメリカ】2002.08.02 発表
EPAは、8月2日、1996年食品品質保護法(the Food Quality Protection Act of 1996)に基づく、農薬の食品残留許容限度に関する評価を完了。同法に基づく厳しい食品安全基準に農薬残留限度を適合させるべく、10年間にわたって科学的評価、規制を行ってきたが、この第2段階を無事完了した。同法はEPAに対し、8月3日までに、現行の農薬残留許容限度の66%以上について、包括的な安全評価を完成させるよう求めていた。
同法の締切に従い、EPAは、6,400以上の農薬残留許容限度を再評価した。特に、EPAは、有機リン酸系、カルバメイト系及び有機塩素系の農薬の再評価およびリスク削減を優先させてきた。EPAは、残留許容限度の再評価の半分を終え、また、個々の農薬に関する再評価も4分の3まで終えた。さらに、EPAは、子供がよく食べる食品中の残留許容限度についても、3分の2の再評価を終えている。再評価プロセスの一部として、EPAは、1,900以上の残留許容限度を廃止した。【EPA】
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