【国連】2002.08.05 発表
8月12日発行のUNEPの広報誌「私達の惑星(Our Planet)」では、ヨハネスブルグ世界サミットに向けて、各界の著名人のエッセーを特集している。
中でも、アメリカのパウエル国務長官は「持続可能な開発は、安全保障上も必須だ」とするエッセーを寄せて話題を呼んでいる。同氏は、「貧困、環境悪化及び絶望は、人間、社会、そして国家を破壊する。この邪悪な3つは国や地域全体を不安定にする」とし、「民主主義と市場経済の普及は、技術的なブレークスルーと相まって、貧困や圧政の惨害から多くの人々が解放される日を夢見させてくれる」と主張している。
この冊子はヨハネスブルグの世界サミットで各国のリーダーらに配布される予定。パウエル氏の他、南アフリカのムベキ大統領、スウェーデンのペーション首相、ケンブリッジ大学のパーサ・ダスグプタ教授、マーク・ムーディー・ステュアート卿(G8再生可能エネルギー作業部会共同議長)、UNEPのクラウス・テプファー事務局長らが執筆している。
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