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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2002.08.06 発表

風力発電量1万メガワットに達する

 ドイツにおける風力ブームはとどまるところを知らない。ドイツにおける風力発電による発電量は、1万メガワットに達した。「風力で生産された電力で首都ベルリンを四六時中、供給できる量に達した。風力産業にかかわる中小企業の存在意義を高め、約12万の雇用を生み出している」と、トリッティン連邦環境大臣は語った。
 2002年上半期、新たに建設された風力発電施設は830件で、発電量は1100メガワットであった。前年の同時期に比べて、34%高い数値である。現時点では、約12,250の風力発電設備がドイツ国内にあり、欧州にある風力発電設備の半分を占める。風力発電設備の増加に伴い、ドイツ国内の鉄鋼の需要も高まった。1998年以降、ドイツ国内の風力発電量は4倍になった。電力供給における風力発電の割合は、1%から3.5%に上昇した。エネルギーシフトは始まった。すべての農村地域は勝者となりうる。風力、太陽、バイオマスの利用により、農村地域の住民は、新たに、確固とした経済的な軸を持つことができる。
 また、トリッティン氏は、市民風力発電所のコンセプトを評価している。「計画者、市民、土地所有者……全ての参加者が収入を得る。地域にこそ価値観が創造される。ドイツは、持続可能なエネルギー供給への歩みを進めている」【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm182.php

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