【イギリス】2002.08.07 発表
イギリスのマイケル・ミーチャー環境大臣は、8月7日、地方自治体や大学などが実施する「コミュニティ・エネルギー計画(Community Energy Schemes)」に総額330万ポンド(約6億1000万円)を助成し、さらに第2回目の助成申請を募集すると発表した。
今回助成対象となったのは8件のプロジェクトで、一般家庭や公共施設、レジャー施設や学校、大学の寮にエネルギーを供給するもの。コスト・エフェクティブに炭素排出削減を実証し、エネルギー費用を節約できる事業が助成を勝ち取った。事業総額は1200万ポンド(22億2000万円)。プロジェクト全体で、年間6000トンの炭素排出を抑制し、1400世帯の光熱費を節約することができるという。
具体的なプロジェクトは、シェトランド島におけるごみ発電所から一般家庭や公共施設に熱を供給するネットワークの拡大事業、ワーウィック大学んにおける大学寮10棟等へのエネルギー供給網の改善事業など。この2つだけでも年間3000トンの炭素排出を抑制することができる。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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