8月21日、イングランドの2000/2001年度市町村廃棄物調査の最終報告が公表された。
　これは、4月16日に公表された暫定版の最終版。データから以下の結果が明らかになった。
・廃棄物の収集量は2820万トンで、前回（1999/2000年度）より2.7％増加した。
・埋立処分の割合は、前回の80％から78％に減少。ただし、埋立総量は前回の2190万トンから2210万トンに増加。
・有用物（リサイクル、コンポスト、エネルギー回収）として扱われたものは、前回の550万トン（20％）から600万トン（21％）に増加。
・市町村廃棄物のうち、家庭廃棄物が占める割合は89％。家庭廃棄物のリサイクル率（コンポスト含む）は、順調に伸びており、1996/97年度の7％から、2000/2001年度には11％となっている。
　なお、廃棄物の量及びリサイクル量は、イギリス政府の持続可能な開発指標の一つにもなっている。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】