【イギリス】2002.08.27 発表
一般・民間セクターやボランティアグループによって構成される「イギリス生物多様性グループ(UKBG)」が提出した報告書「多様な生命の維持を−イギリス生物多様性アクション・プラン5年間(UKBAP)」に対し、イギリス政府は、8月27日、その回答を発表した。
この報告書は、生物多様性条約を実行するための国家戦略である「イギリス生物多様性アクション・プラン」の最初の5年間の実施状況を振り返ったものである。
政府は、報告書で示された、地方分権がイギリスの生物多様性政策の実施方法を根本的に変えたとする見方に同意する。また、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなどの生物多様性団体や自然保護当局を代表するイギリス生物多様性代表委員会の設立やイギリス生物多様性事務局の情報通信地としての重要性等に関する報告書の勧告を支持する。さらに、UKBGが示す基本原則(パートナーシップ、科学的知見の充実等)に賛同するとともに、UKBGが提案する種・生息地アクション・プランの「進捗指標」などを採用したいと述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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