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【国連】2002.09.09 発表

UNEP 世界水銀評価作業部会を開催

 UNEPの世界水銀評価作業部会(The UNEP Global Mercury Assessment Working Group)が、9月9日から13日にかけてジュネーブで開催され、150人に及ぶ専門家が参加した。同作業部会は2001年のUNEP管理理事会の要請に応えて設立されたものである。
 作業部会は、製品や工業プロセスにおける水銀の使用の削減又は廃止、水銀排出量の削減、国際協力の改善及び情報交換など、水銀対策のオプションについて検討を行う。
 水銀は、人間活動により排出されるものと、自然界から排出されるものがあるが、長期にわたって低レベルで曝露すると、脳や神経系に影響を与える。各国は水銀の排出抑制に取り組み、この10~20年間に75%以上排出量を抑制した国もある。しかし、現時点においても、毎年5,000~10.000トンの水銀が大気中に排出されており、そのうち50%~75%は人間活動によるとされている。
 同作業部会の報告は、次回のUNEP管理理事会(2003年2月3日~7日)に提出される予定である。【UNEP】

プレスリリース

http://www.unep.org/Documents/Default.asp?DocumentID=264&ArticleID=3121

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