【オランダ】2002.09.10 発表
オランダのVan Geel環境担当国務大臣は、ヨハネスブルグ・サミットの結果について満足だとするコメントを発表した。同大臣は、サミットであらゆる分野について、拘束力のある具体的な合意が達成できればよかったとは思うが、ヨハネスブルグ・サミットでは一定の進展も見られたと評価した。
飲料水及び衛生分野については、なんとか具体的な目標を設定することができた。しかし、持続可能なエネルギーについては、一層の利用をよびかけることにはなったものの、パーセンテージを示した具体的な目標を打ち出すことはできなかった。同大臣は、EUが合意している目標(2010年までに自然エネルギーの割合を15%に高める)を採択できればよかったのだが、と感想を漏らした。
さらに、大臣は、ヨハネスブルグは到達点ではなく、オランダにおける活動の出発点である と強調。大臣は、どのようにこの会議の成果を、オランダ国家政策の中で実施していくか定める行動計画を、10月にも提案する予定だ。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)
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