メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2002.09.11 発表

原生林の保護に年間1億2500ユーロを支出

 ドイツ連邦政府は、原生林の保護のために、現在、60カ国以上の国々と行っている300以上のプロジェクトを支援していることを明らかにした。野党からの質問に答えたもの。トリッティン環境大臣は、「我々は、原生林と多様な生態系の保護のために、年間1億2500万ユーロ(約144億円)を用意している。我々だけでなく、将来の人々が生きる上でも、持続可能な林業は大変重要である」と、述べた。
 原生林の破壊は、多くの国々で、今なお深刻化している。このため、トリッティン氏は、今年4月に開催された生物多様性条約締約国会議において、国際社会が生態系維持に緊急に取り組むこと、さらにヨハネスブルグサミットにおいても、生物多様性会議で森林における生物多様性保護のための作業計画を作成すること、持続可能な林業への認識を高めることを訴えてきた。
 連邦政府は、持続可能な林業に対する認証制度の導入を促進している。木材製品の公共調達に当たって、FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)の認証基準の要求を満たしている製品の導入を積極的に進めている。【ドイツ連邦環境省】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】