【オランダ】2002.09.13 発表
オランダ住居・国土計画・環境省は、9月4日から、オゾン層破壊物質であるハロン及びCFCsの回収に補助金を支出している。これにより、企業や施設は、2003年末まで、1キロ当たり5ユーロ(約570円)で、ハロン及びCFCsを処理してもらえるようになる。この金額は市場価格よりも低く、超過分は同省が負担している。このシステムの利用を希望する企業等は、9月2日に公表された規則の条件を満たす必要がある。
オランダ国内で流通しているハロン及びCFCsは、約4,000トンと推定されている。
なお、EUはモントリオール議定書に定められた措置を実施するため、2000年に規制を導入しており、各国に対して、オゾン層破壊物質の回収・処理のための制度を設けるよう求めている。この規制の下、ハロンを使用した消火機器及び安全装置は2004年以降禁止される。
【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)
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