【国連】2002.09.18 発表
9月18日から24日まで、ボンで開催中の「移動性野生動物種の保全に関する条約(CMS)」第7回締約国会議の席上、イギリスのチャールズ皇太子は、各国代表団に対し、世界中のはえ縄漁場から海鳥を保護するため、次に重要なステップは、「アホウドリ及びウミツバメの保護に関する協定(the Agreement on the Conservation of Albatrosses and Petrels)」を批准し、それを発効させることであると述べた。
専門家によれば、このような漁場では、年間30万羽の海鳥が殺され、そのうちの10万羽がアホウドリである。しかし、現在のところ、この国際協定を批准しているのは、オーストラリアとニュージーランドの2か国だけである。チャールズ皇太子は、発効に必要な5か国が批准するよう、他国に働きかけていく。【UNEP】
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