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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2002.09.23 発表

EPA 新しいアメリカ・メキシコ間の国境環境計画についてパブリック・コメントを募集

 EPAとメキシコの環境自然資源省(SEMARNAT)は、新しいアメリカ・メキシコ間の国境環境計画「国境2012年(Border 2012)」について、パブリックコメントの募集を開始した。この計画は、2000マイルにわたるアメリカ・メキシコ国境地域において、住民の健康及び環境を保護することを目的としている。計画期間は10ヵ年。パブリック・コメントは、9月23日から11月22日まで受け付け、2003年初頭に最終計画が完成する予定である。
 「国境2012年」は、2012年までに、国境地域における大気、水および土壌の質の改善を、測定可能な形で達成することを目指している。汚染物質を削減し、農薬および他の化学物質への曝露のリスクを低減させることに重点を置いている。過去20年間、国境地域における人口は1,180万人に増加し、2020年までには1,940万人に達するとされている。したがって、国境地域における住民の健康と環境を保護するために、具体的な行動をとる必要性が高まってきている。
 国境2012年プログラムは、両国の他の政府機関、国境付近の10州、および25のアメリカの部族団体と協力して策定された。同プログラムは、地方のコミュニティー、州および地方政府機関の積極的な参加を伴う、ボトムアップ・アプローチを提案している。このプログラムのポイントは、意思決定過程および優先順位設定過程を地方に分権的にすることにより、地域レベルの環境問題に取り組んでいる点にある。【EPA】

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