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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2002.10.07 発表

「硝酸塩警戒ゾーン」の最終版を公表

 10月7日、イギリス環境・食糧・地方事業省により、「硝酸塩警戒ゾーン(Nitrate Vulnerable Zones)」の境界を示す地図の最終版が発表された。このマップは、同省のウエブサイトで閲覧可能で、各農業経営者は自分の農地が汚染地域かどうか正確に判断できる。
 硝酸塩警戒ゾーンは、硝酸塩で汚染された水、あるいはその可能性の高い水が流出している地区。EU硝酸塩指令(1991年)に従ったイギリスの規則によって指定される。こうしたゾーンの指定は、生態系を破壊する藻類の異常繁殖など、富栄養化が引き起こす悪影響を防止、回復するのに役立つ。
 汚染地域内に土地を所有する農業経営者は、12月19日より、化学肥料や堆肥からの硝酸塩の流出を管理する対策を行わなければならない。政府も対策を講じる農家への支援を約束しており、スラリー保管所や肥料取り扱い施設の建設、改良に要する経費は、「農地廃棄物保証スキーム(Farm Waste Grant Scheme)」に基づいて支出されることになろう。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2002/021007b.htm

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