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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2002.10.24 発表

イングランドの新たな生物多様性戦略を発表

 イギリス環境・食糧・地方事業省のマーガレット・ベケット大臣は10月24日、イングランドの生物多様性戦略「自然の性質に沿って(Working with the Grain of Nature)」を発表した。
 この戦略は、生物多様性に関する目標、政策を示すとともに、5つの重要な政策分野(農業、水、森林、海域・沿岸管理、都市地域)における5カ年の行動計画を提示する。5つの政策分野については、より自然の性質に沿った取組が行われるよう、以下のような提案がなされている。
-「農業」 政府の持続可能な食糧・農業戦略の一貫として、農地管理や農業管理によって生物多様性を保全・強化していくことができるよう推奨する。
-「水」 水や湿地のワイズ・ユース、持続可能な利用を目指す。
-「森林」 生物多様性と生活質の向上を促進するため、森林地域の管理、拡大に関する方法を模索。
-「海域・沿岸管理」 自然のプロセスや生態系ベースのアプローチを活用し、沿岸・海域の持続可能な利用を目指す。
-「都市地域」 持続可能なコミュニティや都市緑化などに関する政策づくりの中に、生物多様性を組み込む。
 このほか、生物多様性や一人一人ができる取組に関する理解を増進し、企業や地域コミュニティなどを通して、社会全体がこの問題に取り組んでいくための方法も提示されている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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