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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2002.10.31 発表

EPA ブタジエンに関する健康評価 最終版を公表

 EPAは、環境中のブタジエンへの曝露に伴う健康被害の可能性について、最終的な評価の結果を公表した。評価で示されたリスクを勘案し、EPAは、今後も大気中への有害物質の削減に向け、対策を講じていく必要があるとしている。
 ブタジエンは、合成ゴムやプラスチックの生産に使用される無色のガス。環境中へのブタジエンの排出源として、最も大きなものはガソリン及びディーゼル燃料の不完全燃焼である。このほか、小さめの排出源としては、生産工程、タバコの煙、プラスチックやゴムの燃焼から生じる蒸気などもある。
 1,3,-ブタジエンへの長期間の曝露は、リンパ系のガンに関する潜在的なリスクとなると懸念されている。ただし、年間の平均的な大気環境レベルの1,3-ブタジエンであれば、生涯を通じたガンのリスクは、100万人に1人が罹患する程度を越えないとされる。【EPA】

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