【国連】2002.11.01 発表
キルギスタンのビシュケクで開催中の世界山サミットの最終日、山岳地域の保全などに関するアクション・プラン「ビシュケク山要綱(Bishkek Mountain Platform)」が発表された。
同要綱は、各国政府や関係者の行動の手引きとなるもので、山岳部の生活を改善すること、山岳地域のエコシステムを守ること、山岳地域の資源をより有効に活用することを目的としている。
今回の世界山サミットは世界各地の山岳地域の政府・NGOが一同に会した、これまでで最大規模の会合。60カ国から600人以上の参加があった。同会議では世界の山岳地域への温暖化の深刻な影響、自然災害の脅威などが報告された。
また、同サミットでは、ノルウェー政府から、キルギスタンのMaily-Suu近辺の放射性廃棄物の撤去に協力するという申出がなされた。同地域の廃棄物は地下水を汚染する恐れがあり、この地下水が汚染されると中央アジアの人口の20%が影響を受ける可能性がある。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents/Default.asp?DocumentID=270&ArticleID=3161
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