【オランダ】2002.11.04 発表
van Geel国務大臣の発案に基づき、オランダ政府は有害化学物質管理戦略の実施に関する第2次進捗状況報告書を、議会上院及び下院に提出することを合意した。戦略は、主に、現在提案されているEUの化学物質政策をより効率的かつ効果的にするため、補足を行うものである。
現在提案されているEUの新たな化学物質政策は、30,000~70,000の化学物質について詳細なリスク評価を要求するものである。これに対し、オランダ内閣は、化学物質の危険な性質及びその用法を立証するため、まず最初に迅速なスキャニングを行うよう提案している。このスキャニング結果に基づいて、どの物質が人体及び環境に危険性のないもので、詳細な調査が必要でないものか明らかにすることができる。完全なリスク評価は、著しく危険な物質に対してのみ要求されることとなる。このシステムは、現在の提案に比べて、迅速かつ低コストであるだけでなく、動物実験を減らすことができる。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)
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