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【イギリス】2002.11.07 発表

2003年版田園管理スキームハンドブックの発表を記念

 イギリス環境・食糧・地方事業省は、2003年の田園管理スキーム(Countryside Stewardship Scheme)への申請を公式にスタートした。
 今年は、2003年版の田園管理スキームハンドブックの発表を記念して、11月7日、南ロンドンのハッピー・バリー公園において、マイケル・ミーチャー環境大臣が道しるべを設置。農家や土地管理者に田園地域の改善を促すメッセージを伝えた。この公園は田園管理スキームを活用したもので、同日、環境保全団体のシビック・トラスト(Civic Trust)から「素晴らしい立地」と認定され、グリーン・フラッグ賞を受賞した。
 田園管理スキームはここ10数年間で1億7千500万ポンド(約330億円)の補助金を土地管理者に提供し、野生動物の生息地の改善や環境にやさしい土地管理の導入を促進してきた。イシチドリやクロノドアオジなど絶滅の危機に瀕する野鳥の保護や、田園地域の石垣1000マイル(1600キロメートル)、生垣9000マイル(14400キロメートル)の修復など数々の業績を挙げている。
 申請窓口は既にオープンしており、申請の締め切りは来年の4月30日。2003年版田園管理スキームハンドブックに申請用紙が添付されている。10年の契約を締結した農家らは、田園地域の自然美や生物多様性の改善に必要な経費として、土地管理の方法に応じて1ヘクタール当たり20~555ポンド(約3800~100,000円)の補助を得ることができる。同スキームは1991年の開始以来、約16000件の契約を締結しており、2000-06年には、さらに50万ヘクタールの土地をスキームに追加することを目指し、5億ポンド(約950億円)を充てる予定である。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2002/021107b.htm

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