メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【国連】2002.11.11 発表

UENP アフリカの砂漠周辺地帯の緑化計画を開始

 UNEPとCGIAR(国際農業研究協議グループ)は、アフリカ地域の砂漠化阻止を目的とする新たなプロジェクトを開始した。同プロジェクトはすでに5年前から始まっている「砂漠周辺プログラム(Desert Margins Programme)」に新たな風を吹き込むものでる。
 今回のプロジェクトでは、まず砂漠化防止のための行動計画を策定する前に、いかなる理由で砂漠化が進行したのかという原因の究明を掲げている。その後策定される行動計画は、土地の回復や野生生物の保護に向け、他のアフリカ砂漠地域の青写真的なものとなる。
 プロジェクトでは、伝統的な知識を集積し、共有するとともに、最新の土地管理手法を併せて活用することが要となる。乾燥地帯の植物保護(乾燥地帯の植物は、新薬開発や様々な可能性を秘めている)、植林などの代替的な生計の手段を住民が獲得すること、温暖化の悪影響を相殺することなどもプロジェクトの目標として掲げられている。
 同プロジェクトの対象国は、ボツワナ、ブルキナファソ、ケニア、マリ、ナミビア、ニジェール、セネガル、南アフリカ、ザンビアの9カ国であり、計画予算は5000万ドル(60億円)が見込まれている。【UNEP】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】