EPAは全国の80万を超える規制対象施設における、連邦環境法の遵守状況について、一般市民や事業者が直接にアクセスすることのできる情報ツールのパイロット版を11月20日に公表する、と発表した。
　EPAは、新しい情報ツール「執行・遵守履歴オンライン（Enforcement and Compliance History Online：ECHO）」に関するパブリック・コメントを募集している。ECHOは、州等の環境行政機関の長官により構成される「州環境協議会」（Environmental Council of the States：ECOS）との協力により開発された。
　ECHOは、その最終版で、施設の詳細に関する次のような情報を提供する。
・　遵守に関する連邦および州による検査
・　環境法規違反
・　最近行われた正式な執行措置
・　周辺地域の人口の概要
　ECHOは、ホームページ（関連情報参照）において11月20日より利用可能となっている。ここでは、大気浄化法、水質浄化法および資源保全回収法の規制対象となる施設につき、EPAと州による遵守情報が総合的に提供される。データは毎月更新され、対象期間は２年である。

　ECHO、および今回のパブリック・コメントに関する詳細は、連邦官報（関連情報参照）に掲載される

【ＥＰＡ】