【ドイツ】2001.03.16 発表
ドイツ政府は、欧州委員会に対して、今週、EU廃水指令(EU-Abwasserrichtlinie)の実施状況に関する報告書を提出した。これによれば、廃水から流水域へ流入する栄養素の量は、過去10年間で大幅に減少し、燐と窒素は、それぞれ、90パーセント、75パーセントの削減率を達成した。EU指令では、どちらの物質にも、75パーセントの削減目標値が掲げられていて、燐は、目標を上回る削減に成功したといえる。
なお、EU指令は、人口1万人以上の都市に対して、廃水処理施設の設置を義務づけるなど、廃水処理について加盟国にさまざまな要請をしている。今回、EU指令の実施が良好にすすみ、富栄養化の抑制に成功したドイツであるが、人口1万人以下の都市などで、今後も一層の努力を続けるという。
また、これからは、農業を通じて、水域の富栄養化を防止する作業に優先的に取り組まなければならないという。【ドイツ連邦環境省】
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