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[海外エコニュース一覧]

【EU】2002.11.29 発表

エコラベル10周年

 12月2-3日、ブリュッセルにおいてEUのエコラベル「フラワー(Flower)」の10周年を祝い、環境にやさしい商品の奨励に焦点をあてたイベントが開催される。
 ヴァルストロム環境委員が記念行事のオープニングを行い、EUのエコラベルスキームに基づいて商品を生産している企業を称える。期間中は、エコラベルのついた繊維で作られた衣服のファッションショー、フラワーラベルの将来に関するパネルディスカッションなどが行われる。また、インターネットでエコラベル製品に関する情報を入手し、実際のオンラインショップにアクセスすることのできる「インタラクティブ・カタログ」サイトも開設される。
 EUのフラワーラベルは1992年に始まり、19の異なる商品群(繊維、履物、洗剤など)に用いられている。このラベルを用いることのできる企業は120社にのぼっている。消費者は、ライフサイクルを通じた厳格な環境パフォーマンス基準に適合する数百のエコラベル商品を選ぶことができる。この2年間でエコラベル商品の売り上げは300%以上増加した。特に、フランス、デンマーク、イタリア、ギリシャ、スペインの増加が著しい。
 なお、今後も新たな商品群に関するラベリングの基準を追加していく予定で、掃除機、及び初のサービス業部門となる旅行業の基準が間もなく追加される。2004年には、消費者にフラワーマークに一層親しんでもらうよう、欧州全域での販売キャンペーンが予定されている。【欧州委員会環境総局】

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