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【ドイツ】2002.12.02 発表

ドイツ土壌保全学術諮問委員会 報告書「土壌の欠如」を提出

 8人の学識者からなる「土壌保全学術諮問委員会(WBB)」は、12月2日、報告書「土壌の欠如」を連邦環境省に提出した。現在、多くの人が「土壌の色は黒味がかったもの。死んだような色」と考えているが、本来の土壌はこのようなものではない。WBBは、分かりやすい内容、多くの図柄を用いて、生き生きしていた、価値の高い土壌について、57ページに渡って描写し、土壌を保全するための手法について示した。この報告書は、ドイツ連邦環境基金によって助成されており、無料で入手することが出来る。
 学識者は、「土壌は価値の高いものである。我々は、土壌の上で生活し、食物を育てている。土壌は、水を浄化し、動物、植物、微生物の生活空間である。にもかかわらず、我々は、有害物質、薬剤、多くの肥料によって、土壌に負担をかけている。また、ドイツ国内では、1日あたり、サッカー競技場170個分の土地が、居住地や道路建設によって、消滅している。土壌に注意を払ってみよう。土地所有者、農民、自然保護者、教育者……それぞれが、土壌保全のために出来ることがある」と呼びかけている。
 WBBの事務局は、連邦環境庁内に設置されている。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm289.php

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