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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2003.01.16 発表

初の河川構造地図が完成、国内約20%の川が自然に近い状態

 1月16日、ドイツのトリッティン環境大臣と「水に関する州連合ワーキンググループ」(LAWA)議長でニーダーザクセン州環境大臣ユットナー氏は、ドイツで初めてとなる河川構造地図を公表した。これは、人工河川を除いた国内33,000キロメートル分の河川を調査、7段階に分類し(1:自然の状態の河川~7:完全に変化してしまった河川)、評価したものである。
 結果は、多くの河川が高い数値の評価となった。これは、堤防建設、船舶のための拡張工事、流水調整のための工事、エネルギー利用のための堰止めなどが原因となっている。このような河川の構造変化によって、河川やその川岸において、生物多様性の貧困化が生じている。また、20%強の河川は、まだ自然に近い状態、もしくは適度に人間の手が加わった状態で存在していることも分かった。
 EU加盟国は、EU水枠組み指令のもと、2015年までに、河川の状態を改善する必要がある。

河川構造地図の購入先
Kulturbuch Verlag GmbH
Sprosserweg 3, 12313 Berlin,
Tel.: 030-6618484.
料金 12.50ユーロ+送料

【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2003/pm005.php

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