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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2003.01.28 発表

産業事故リスク評価に関する答申

 フランスの予防・防止委員会(CPP)が、環境担当大臣宛てに提出した、産業事故リスク分野の評価の実施に関する答申(2002年12月20日)がWEB上で公表された。大臣からは、リスク管理の諸段階、従業員の取るべき役割、不確実な要因の考慮、評価の質、第三者による評価の位置づけなど、評価に関する様々な事項が諮問されていた。
 CPPは、このテーマについて公表されている文献等の分析、有識者への聞き取りを行った。CPPは、できる限り高いレベルの安全性及び意思決定プロセスの透明性を確保するため、広範囲なリスクと予防手段について、質の高い科学的分析が不可欠だとする。こうした考えに基づき、CPPは3分野における実施対策について、以下のとおり大臣に提言する。
(1)リスク評価とリスク管理の実施−当事者の評価の活用等に関し、能力の拡大を一層進めることを目指す
(2)公の評価手段−当事者の自由裁量を広げ、国内、国際的調査における位置づけを適切なものとすることを目指す
(3)企業の評価−評価の集団的で透明性のある活用法を一層促進することを目指す
 CPPは、対策を絞り込めるようにする勧告も策定した。これは公共機関や検査機関の評価手段を強化し、確固たるネットワークの発展を支持するとともに、個別または集合的な評価を可能にする。
【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

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