ケニア政府は、2008年までに100万本の木を植林するプロジェクト「地球のための植林（Plant for the Planet）」を開始した。同プロジェクトは、「国際青年環境会議（Global Youth Retreat）」に参加している各国の若者代表者らにとって、主要なイベントとなる。45カ国から集まった16歳～25歳の若者達は、ケニアの子供達と4000本の木（ケニアの固有種の木々47種類)を植林する。
　UNEPのクラウス・テプファー事務局長は、「若者は、環境づくりや貧困の少ない世界を構築するのに重要な役割を担っている」と期待を述べ、「若者の斬新なアイデアは、同世代・年上の世代への刺激となる。このため、国際青年環境会議で発案され、UNEP第22回管理理事会に出席している環境大臣に提示されるアイデアが、ここナイロビだけで行われる重要な決断に影響を与えるだけでなく、若者達が本国に戻った際、地域でも良い影響を与えることを望んでいる」とコメントした。【ＵＮＥＰ】