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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2003.01.30 発表

EPA 環境法規の遵守・執行の促進による成果を公表

 EPAは1月30日、2002年度における遵守の確保および執行の成果に関するデータを公表した。EPAが執行に係る取組みにより得られた成果(地下水、湿地および飲用水に関するデータを含む)についても幅広く公表するのはこれが初めてである。
 今回のデータによれば、2002年度における執行・遵守に係る取組みから、以下のような成果が得られた。
・ 28億ガロン(約106億リットル)の汚染地下水が処理され、7億7400万ポンド(約35万トン)の汚染物質が削減、処理または管理された。
・ 4万エーカーの湿地が修復された。
・ 3700万ポンド(約1万7000トン)を超えるSO2が大気中から除去された。
・ 40億ドル(約4800億円)近くが、違反の是正、環境の修復および将来の損害の防止のために、違反者により充当された。
・ 意図的にまたは故意に法に違反した者に対して、合わせて215年の実刑が科せられた。
・ EPAにより、全国で1万7600件を超える遵守検査が実施された。
・ 150万を超える企業および個人が、環境法規の遵守に係る支援を受けた。
・ 1億4400万ドル(約128億8000万円)の行政罰、刑事罰および民事司罰が課せられた。
 2002年度の特徴として、環境法規の違反を自ら明らかにする企業の数が26%増加したことがあげられる。また、遵守検査の件数にも増加が見られた。民事執行訴訟のため連邦司法省に付託された事件の数は5%増加し、674件の刑事訴訟が開始された。
 なお、大統領は、2004年度予算において、執行・遵守に係るプログラムとして5億300万ドル(約603億6000万円)を要求している。【EPA】

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