【アメリカ】2003.01.31 発表
EPAのホイットマン長官は1月31日、ブッシュ政権が、2004年度のEPAの予算のうち、スーパーファンド・サイトの浄化に係る資金を1億5000万ドル(180億円)増額することを要求している、と公表した。これにより、当該年度におけるスーパーファンド関連の予算要求額は、総額で13億9000万ドル(1668億円)になる。
この資金の増加により、さらに10から15のスーパーファンド・サイトの浄化工事の実施が可能となる。
現在、全国で380を超えるサイトにおいて、浄化工事事業が実施されている。全国優先順位一覧表(National Priorities List)に掲載されたうち57%のサイトにおいて、浄化工事が完了している。
スーパーファンドは汚染者負担原則に関係するものである。70%を超えるサイトにおいて、責任当事者による浄化が行われている。1980年にスーパーファンド・プログラムが開始されて以降、私人による関与分の総額はおよそ206億ドル(2兆4720億円)になる。【EPA】
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