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【その他】2001.03.28 発表

OECD 今後20年間の「環境展望」を公表

 経済開発協力機構(OECD)は、経済予測に基づいて、今後20年間の環境状況の変化を予測し、必要な政策オプションを提案する「OECD環境展望(OECD Environmenatal Outlook)」を公表した。
 報告書の中では、OECD諸国が直面している深刻な環境問題として、自然資源の非持続可能な利用方法、生態系の破壊、人間生活を支える環境システムの崩壊を指摘。特に危機的な問題(赤信号の問題)としては、過剰漁獲、熱帯林の破壊、生物多様性の喪失、気候変動、都市の大気汚染、廃棄物、地下水汚染、環境中の化学物質問題が挙げられている。
 また、対策オプションとして、
(1)環境に有害な補助金を廃止する
(2)燃料中の炭素含有量に応じてエネルギー税を適用する
(3)化学物質の使用に課税する
 という政策パッケージを提案。これにより、成り行きに任せたシナリオと比較して、2020年までに、CO2を15%、SOxを9%、メタンを3%削減することができるという。また、この政策パッケージの実施によるコストは、ほどんどかからないという(成り行きシナリオと比べ、2020年のGDPが1%少ない程度)。
 今後、OECDでは、今回の将来予測に基づき、5月16日に開催されるOECD環境大臣会合で、「21世紀最初の10年のためのOECD環境戦略(OECD Environmental Strategy for the first decade of the 21st Century)」を採択する予定。【OECD】

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