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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2003.03.24 発表

2001年のダイオキシン排出量を公表

 フランスのエコロジー・持続可能な環境省は、国内における2001年のダイオキシン排出量を公表した。
 2001年、主要排出源からのダイオキシン排出量は、合計で450gl-TEQであった。このうち、最大の排出源は家庭ごみの焼却(255gl-TEQ)であり、家庭での薪の燃焼(92gl-TEQ)、ケーブルの燃焼(40gl-TEQ)、鉄鉱石焼結工程(36gl−TEQ)などがこれに続く。
 1995年と比べると排出量は大幅に減少した。1995年の年間排出量は約1785グラムであった。この背景には、廃棄物焼却場及び金属工業において、対策が講じられたことがある。1時間6トン以上の処理能力を持つ廃棄物焼却場については、規制の強化により、1997年から2001年にかけてダイオキシンの年間排出量は70%減った(500グラム→145グラム)。また、金属工業については、リサイクル技術の活用などにより、ダイオキシンの年間排出量は、1997年の350グラムから2001年の66グラムへと減少した。
 なお、一連のデータは、大気汚染調査産業技術センター(CITEPA)による。
【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

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