【フランス】2003.03.25 発表
フランス政府は、ローカル・アジェンダ21の実施を目指す手段や手続きに関するプロジェクトについて、補助事業を募集する。
2002年11月28日に開催された、政府の持続可能な開発セミナーでは、一定の期間、ローカル・アジャンダ21の実施改革に向け、支援を重視することとされた。これを受けて、1997年及び2000年の募集につづき、今年も補助事業を募集する。
今回、エコロジー・持続可能な開発省、設備・運輸・住宅・観光・海洋省、外務省、文化・コミュニケーション省、温室効果省庁間ミッション、環境・エネルギー管理庁などが共同で、この補助事業に予算を提供する。
この制度は、地域プロジェクトの中に、持続可能な開発に関する要素を組み込むものである。こうした要素には、短期的・長期的なバランス、経済的・社会的・環境的要求の均衡、地域レベル・地球レベルの問題への配慮(エネルギー効率、温室効果など)、生態学的・社会的に責任ある開発といったものが含まれる。
地域の状況に適した手続き及び手段を検討するため、地方自治体の取組みを募集している。また、公共機関や団体、民間などが地方自治体と共に実施する革新的な計画も対象となる。申請期限は2003年6月30日。審査員が書類を審査し、結果は11月に発表される。選ばれた計画には、投資・運営補助金が提供される。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
http://www.environnement.gouv.fr/actua/com2003/developpement_durable/agenda21-2003.htm
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