【EU】2003.05.07 発表
世界保健機構(WHO)と欧州委員会は、ブリュッセルにおいて一連のハイレベル協議を行い、公衆衛生の分野における協力を強化、拡大するという結論に達した。
今回は、感染症対策(重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARS)、タバコ対策枠組条約(the Framework Convention on Tobacco Control :FCTC)、世界健康調査、環境と健康、開発分野におけるEU-WHO間の戦略的協力関係など、幅広い問題について議論された。
環境との関係では、EUのヴァルストロム環境委員がWHOのブルントラント事務局長に、EUの新環境・健康戦略の概略を説明した後、実施におけるWHOの役割について議論した。また、2002年のヨハネスブルグ・サミットのフォローアップとして、子供ための健全な環境に関する世界的な協力体制において、欧州委員会が果たす役割について議論した。2004年にブダペストで開催される「環境と健康に関する閣僚会議」のための準備と期待される成果についても話し合われた。【欧州委員会環境総局】
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