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【アメリカ】2003.05.08 発表

EPA長官 埋立ガス利用を行うNASAに称賛の意を示す

 EPAのホイットマン長官は5月8日、埋立地から発生するガスをエネルギー源として利用する連邦航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration:NASA)の取組みに対して、称賛の意を表した。
 NASAは、メリーランド州グリーンベルトにあるゴダード宇宙飛行センターで、同州プリンス・ジョージ郡が所有するサンディー・ヒル埋立地から発生するガスを、建物の暖房等のエネルギー源として利用している。このような取組みを行うのは、NASAが連邦機関で最初である。
 この取組みでは、化石燃料の使用量を削減することで、今後10年間で数百万ドルを節約できる。また、クリーン燃料への移行により、年間4万7000エーカー分の植樹、または3万5000台分の自動車を削減するのと同等の汚染削減効果が得られる。
 ゴダード宇宙飛行センターにおける埋立ガス利用事業は、プリンス・ジョージ郡、ウェイスト・マネジメント社、トロ・エネルギー社、NASA、およびEPAの「埋立地メタン普及プログラム(Landfill Methane Outreach Program)」との協力関係が適切に進められた事例である。現在、アメリカ国内では340を超える埋立地が埋立ガスをエネルギーに利用している。これらの事業による温室効果ガス削減効果を合わせると、年間で、1700万エーカー分の植樹、または1200万台分の自動車からの排出削減と同等の効果が得られると推計されている。【EPA】

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