EPAは5月7日、人体を用いた特定の研究に依拠する程度を判断するクライテリアおよび基準に関し、パブリック・コメントを求めることを、連邦官報上の「規則案制定に係る事前通知（Advance Notice of Proposed Rulemaking (ANPR)」において公表した。
　この通知により、EPAが、有毒物質への人体の暴露等の研究を分析する際に適用される、厳格な科学的・倫理的基準の設定に向けた手続きが開始されることとなる。
　EPAは、規則または政策を策定する準備を行うにあたり、人体を用いる特定の種類の研究から得られた成果を考慮し、それに依拠する程度をどのように決定すればよいか、またどのようにEPAが（研究対象となる）人体の保護に関する基準を策定することができるか、パブリック・コメントを求めている。パブリック・コメントに加え、EPAは全米科学アカデミー（National Academy of Science）により今年後半に行われる助言についても慎重に検討する予定である。【ＥＰＡ】