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[海外エコニュース一覧]

【EU】2003.05.15 発表

ホテル、ユースホステル、山小屋にもエコラベル

 EUのエコラベル「フラワー」が、5月1日から、ホテル、民宿、ユースホステル、山小屋などの宿泊施設にも付けられることになった。「フラワー」が、サービス部門を対象とするのは、これが始めてとなる。
 環境にやさしい休日に対する消費者の要求が高まるにつれ、近年、環境に配慮した観光サービスがトレンドとなってきている。ドイツの最近の調査では、観光客の42%が環境にやさしい宿泊施設を選びたいと回答している。オーストリアの調査では、調査対象のほぼ半分が、観光地を選ぶとき、環境パフォーマンスを重大な基準にしている。
 「フラワー」は、欧州内の大規模なホテルチェーンから小規模な農家民宿まで、どんな経営者でも申請できる。フラワーの取得のためには、環境パフォーマンス及び健康に関する厳しい最低基準に適合しなければならない。基準には、再生可能エネルギーの利用、エネルギー・水の全体的な消費削減、廃棄物の削減方法、環境上の方針の設定及び禁煙場所の用意などが含まれている。
 フラワーを得るためには努力を要するが、同時に付加価値も増大する。これにより、経営者は環境及び経済的な弱点を発見することができる。省エネや節水は、環境を良くするだけでなく、増収にもつながる。【欧州委員会環境総局】

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