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【イギリス】2003.05.22 発表

2001/02年度の市町村廃棄物管理に関する統計(暫定版)を公表

 イギリス環境・食糧・地方事業省は、5月22日、市町村の廃棄物管理に関する暫定統計の最新版を発表した。この統計はイングランドの地方当局から集めた2001/02年度のデータをもとに策定されたもの。
 主なポイントは以下のとおり。
●イングランドの市町村廃棄物の総量は、2000/01年(以下、前年度)の2810万トンから、2001/02年度は2880万トンとなり、2.4%増加。
●このうち、リカバリー(リサイクル、コンポスト化及びエネルギー回収を含む)されたのは、22.3%(640万トン)で、前年度(590万トン)よりアップ。
●リサイクルまたはコンポスト化された市町村廃棄物の割合は、前年度の12.3%から13.5%に増えたが、エネルギー回収の割合は前年度とほぼ同じ9%。
●埋立て利用された市町村廃棄物の割合は、前年度の78%から77%に減少。しかし実際量は前年度の2210万トンから2230万トンに増加した。
●市町村廃棄物全体のうち、家庭廃棄物が占める割合は89%(2570万トン)で、前年度(2520万トン)に比べて1.7%増えた。
●市民1人が1年間に排出する家庭廃棄物の量は約522キログラム。前年度の515キログラムと比べ1.3%増加。
●家庭廃棄物のリサイクル(コンポスト化も含む)率の割合は前年度の11.2%から12.4%と増加し続けている。
●家庭廃棄物のうち、リサイクルのために分別回収されるゴミの量は、前年度の280万トンから320万トンへと12%増加しているが、これは過去5年間で2倍の伸びを示している。
●地方によって家庭廃棄物のリサイクル率は異なる。リサイクル率が一番高かったのは南東部(17.7%)と東部(17.3%)で、一番低いのは北東部(5.1%)である。前年度に比べリサイクル率が最も伸びたのは東部で(前年15.2%)、最も伸びなかったのはロンドン(前年度8.8%→今年度9.1%)であった。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2003/030522a.htm

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