【アメリカ】2003.06.30 発表
EPAは6月30日、2001年の「有害物質排出インベントリー(Toxic Release Inventory: TRI)」を公表した。これは、1年間に対象施設から環境中に放出された有害化学物質(約650種類)の量に関する年次報告である。
2001年の目録によると、全国での化学物質の総排出量は、2000年と比較して15.5%(約10億5000万ポンド)減少した。TRIが開始された1988年と比較すると、約54.5%の減少となっている。化学物質全体で見ると、約27%が大気に、4%が水に、4%が地下に、65%が土壌中に排出された。水銀など有害物質の排出量も引き続き減少している。なお、ダイオキシンの排出量は減少傾向にあるものの、2001年には49,714g増加し、総排出量は14万8,759gであった。【EPA】
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