【フランス】2003.07.02 発表
フランスのバシュロナルカン エコロジー・持続可能な開発大臣及びヘルヴェ・ゲマール農業水産大臣は、家畜に対するオオカミやヤマイヌの攻撃を削減するため、アルプス地区のオオカミ等に関する対策について新たな要綱を関係知事に通知した。
議会の「捕食動物と山間部の農業活動に関する調査委員会」による報告書で指摘された懸案事項を考慮し、新たな要綱は、2000年、2001年及び2002年に策定された条項を改正する。一つは、家畜への最初の攻撃に対して、威嚇など早急に措置をとることが加えられる。これは、動物を遠ざけることが目的で、予防的な措置となる。ただし、最悪の場合でも、公園内の中心地区でのオオカミの捕獲は不可能である。この他、透明性を確保しつつ、関係議員との密接な協議により、対策を実施することなどが盛り込まれた。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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