【イギリス】2003.08.27 発表
8月27日、イングランドの2001/2002年度市町村廃棄物調査報告書の最終版が公表された。これは5月22日に発表された暫定版報告書の最終版となるもの。
報告書によれば、市町村廃棄物の総量は、2001/02年度、2880万トンとなり、前年度(2000/01年度)から2.7%増加している。このうち、埋立処分された廃棄物の割合は、前年度の79%から77%に減少した(ただし、実際の埋立量は、前年度の2200万トンから2230万トンに増加)。
また、リカバリー(リサイクル、コンポスト化及びエネルギー回収を含む)された廃棄物の割合は22%(650万トン)で、前年度の21%(590万トン)からアップした。
なお、市町村廃棄物の大部分を占める家庭廃棄物については、リサイクル率は1996/97年度には7.5%だったが、2001/2002年度は12.4%と2倍近く伸びている。また、1996/97年度と比べると、紙類のリサイクル量が最も多い点は変わらないものの、コンポスト用廃棄物については、当時3位であったのが、今では1位の紙類に追いつくほどの回収量となってきている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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