EPAは10月13日、「Eコマース用梱包と物流管理に関する「”ゆりかごからゆりかごまで”デザイン・チャレンジ」賞を獲得した2団体を公表した。「Eコマース・デザイン・チャレンジ」は、インターネット・ショッピングで購入された商品の梱包と搬送について、ライフサイクル全体の視点から再考することを奨励するもの。EPAがマクドノウ・ブラウンガート・デザイン・ケミストリ社と協力して、優れた取組みを表彰している。
　今回、企業エントリー部門で受賞したのは、マイクロソフト（ワシントン州）、アレン・シュルガー社、ショアウッド・パッケージング（ニューヨーク州）の共同事業で、100％古紙を活用し、自由に大きさを変えられる「ビベロープ」（Bevelope）というユニークなダンボールの梱包を開発した。学生エントリー部門で受賞したのは、アート・センター・カレッジ・オブ・デザイン（カリフォルニア州）のチーム。ケナフと、日本の伝統的な包装方法である風呂敷の考え方を組み合わせた「KNF」（Keep it Nature Friendly）という梱包を考案した。EPAは、この他、4団体に「新考案賞」を贈呈した。【ＥＰＡ】