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[海外エコニュース一覧]

【国連】2003.10.14 発表

UNEP 「海草の世界地図」を初めて公表

 UNEP世界保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、世界で初めて、海草の分布に関する地図「海草の世界地図」を作成し、公表した(注*)。世界120カ国から520もの情報が集められ、58人の研究者により作成された。調査の結果、ここ10年の間に、人間活動に起因する富栄養化や土砂の流入、埋立などによって、このユニークな海洋生態系の15%が失われており、海草の重要な生息地の保全が緊急に必要なことがわかった。
 海草は、数千種の動植物に住みかとして利用されている。漁業や沿岸の保護に役立つとともに、気候や海洋中の炭素サイクルにおいても重要な役割を果たしている。UNEP-WCMCのコリンズ事務局長は、世界海洋アセスメントの必要性を訴えている。【UNEP】

注*:海草はアマモなどの海産顕花植物。「海藻」ではない。

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