【国連】2003.10.17 発表
アフリカで、ガソリンの無鉛化に向けた取組みが進んできている。昨年のヨハネスブルグ・サミットにおいて、企業やNGO、UNEP等の国際機関、各国政府が参加する「クリーン燃料・自動車のためのパートナーシップ」事業がスタートしてから、この動きに弾みがついている。
10月17日にケニアのナイロビで開催された会議では、さらに、エチオピア、ガーナ、モーリタニアがパートナーシップに参加することを表明した。アフリカ大陸で、2005年までに、有鉛ガソリンを廃止するという目標に向けて、取組みが軌道に乗ってきている(南アフリカなど一部の国では2006年早々になる予定)。
UNEPのテプファー事務局長は、「アフリカでは、主に、技術の問題や健康リスクに関する認識不足、無鉛燃料がエンジンに及ぼす影響への誤解から取組みが遅れていた。しかし、既に実施されている事業やパートナーシップ事業による新たな刺激もあって、状況は急速に変わっており、鉛の無いアフリカは目前だ」と期待を述べた。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=349&ArticleID=4263&l=en
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